ぼくが実際に見て、写真に撮る事のできたきのこ達です。
これからも少しずつアップして行きます。時間がかかるけどもう少し待っていて下さい。(^^)
時間がかかりすぎているので、「カ行」ぐらいから、ひとまず写真だけのUPになっています。全部UP出来ましたら、文章も書きますので、お待ちください。
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きのこを同定する為の、見分け方を紹介します。
見た目には大きさ、色、形などの違いがあります。たとえばきのこのカサの部分だけでも、形、色、条線のあるなし、しわや鱗片のあるなし、裏を返して、ヒダの色や形、(ヒダではなく管孔や針状になっている場合もあります)調べる事はたくさんあります。それに、幼菌や老菌は図鑑に載っている成菌と形が大きく違う場合が多いので、たくさんの図鑑を見て調べて下さい。写真をとる場合は、生えている姿、柄の部分、裏返してヒダ部分など、何枚かの写真をとるといいと思います。
(この絵は「兵庫のきのこ」からお借りしています。)
次は匂いを調べます。きのこにはほんとうにいろんな匂いがあります。おいしそうないい香りのものや、柑橘系の匂いのするもの、アンモニア臭などの悪臭がするものや、カレーのにおいのきのこ、カブトムシの匂いのきのこ、道路工事のにおいのするものもあります。このように匂いも、同定する為の大切な要素です。
きのこをちょっとかじってみて、味を調べる方法があります。有毒のきのこもありますが、ほとんどのきのこはかじって吐き捨てるぐらいは大丈夫です。でも、慣れていない人は、必ず専門家とやってみて下さい。味には「甘い」「辛い」「苦い」「しぶい」「無味」などい
ろいろあり、これも、同定するための大切な要素です。
その次はきのこを裂いたり、切ったり、傷をつけてみたりして調べる方法があります。きのこの中には切ってみると、中が変色したり、傷をつけた部分から、乳液のような液体を出すきのこがあります。
それと、縦にきれいに裂けるか裂けないか、柄が中空(ストローのように空洞)か中実(実がつまっている)かも調べます。後、スッポンタケ目の幼菌(シラタマタケは成菌も)や、地下生菌は、同じ様形をしているので、同定するには、切って中を確認する必要があります。
基質とは、きのこの生えている土台部分の事ですが、それが土であったり、木であったり、落ち葉であったり、中には他の生物の死骸や、糞尿の場合もあります。地上に生えているきのこは、菌根菌の場合が多いので、そばにある木を見る必要があります。たとえば木の場合、それが針葉樹か広葉樹かなど、木の種類によっても違う種になるので、基質はしっかり覚えておく事が必要です。
似ているが、発見場所でもだいたい同定出来ます
そのきのこの、発見例のない場所では、なかなか出会う事は少ないと思います。たとえば日本の中では緯度経度、標高などで生えるきのこは違いますし、季節の違い、温度や湿度でも変わって来ます。これも、同定するには大切な要素です。
同定が難しい種ですが、発見場所である程度見当がつきます
きのこの組織を顕微鏡で観察し、胞子や担子器、子のうやシスチジア、菌糸クランプなどを観察し、調べる方法があります。この場合、プレパラートをいかにうまく作るかが重要です。ひだ部分をピンセットでつまんだり、カミソリの歯で薄くスライスをしたり、エタノールで乾いた組織をやわらかくしたり、ダマになった胞子をバラバラにしたり、アンモニア水で繊維をバラバラにしたり、フロキシンで染めて見やすくしたり、メルツァー試薬でアミロイド反応を確かめたり、いろんな方法を試してみます。
現在、一番正確に調べられる方法ですが、特別な薬品や機械が必要なので、小学生にはできません。近年、DNAを調べる方法が発達してきたので、今まで同種や仲間とされていたきのこが、ぜんぜん違う種であったり、違う仲間のきのこが、近い仲間だったりした事がわかるようになり、きのこの分類が大きく変わって来ているところです。
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